「ダメジン」

随分前に観たんですけど、三木聡監督ということで観に行ったんですけど。くだらなさを求めていたし、でも意味を探しながら観ていたのかもしれない。その両方の気持ちをくすぐられる映画ではあった、ように思う。けど映像が所々汚い場面があって、ダメージを受けた。映画館で観るもんじゃないなと。ストーリーはダメジン3人以外の登場人物が更にダメダメな感じで、ラストで町全体の人たちがダメダメじゃんみたいな。隆太くんの恋話とかあったけど、隆太くんがちょい微妙で。微妙な役をやってたのかもしれないけどね、もっと、はっきりした役をしたほうがいいんじゃないかと思ったり。あっ、緋田康人さんのツッコミってサイコー。ダメジンなのにツッコミもできるみたいな。緋田さんが一番おもしろかったかな。
ところで三木監督の映画をこれで制覇したんですよ。あとの二つはレンタルなんですけどね。「亀は意外と速く泳ぐ」が一番好きだな。くだらないし、ありえない話だけど、余韻があるというか、なんかいいなあって思えた。映像も良かったし、くくっと笑えるシーンもほっこりするシーンもあったのでこれこそ映画館で観るべきだったんじゃないかと思ったよ。