ホームドラマ!(最終回)

チョコバー!いつのまに要らなくなったんだ、チョコバー!。あたしゃチョコバーでどれだけ泣いたと思ってるんだ。って、まあ、時間が解決してくれたんでしょうね。それと”河野清一郎と愉快なご一家”のおかげだね。一緒に住むってことはみんなにとっていい選択だったんだ。
あたしは、「事故の遺族が一緒に住むとどうなるか」ってことを考えたドラマだと思ってたんだよ。だから、時間の経過が早くなっていくあたりから「上手く行き過ぎ?」って疑問はなるべく考えないようにしてたところがあって…。でも、ムリヤリそう考えないようにしてたわけじゃないんだけど、そこんとこ、うまいドラマだなって思ったりしてるんだけど。この最終回もそんな風に見て、でも、疑問は残るし…
公式HPでの橋本Pの言葉「人間のマイナス面ばかりがクローズアップされる時代だからこそ、あえて人間のプラスの面を、北風と太陽で言えば、太陽のように、じんわりと温かく、静かに描いていきたい…」で、なるほどって思いましたよ。全て上手くいくことが前提のドラマだったんだ。だから”!”が付いてたんだ。っで、将吾の亜由美に空に話し掛けるその言葉に繋がるんだよね、きっと。
「この世界にはつらいことが多すぎるよ。多すぎる。それにつらいことがあって、その気持ちが癒された人たちより、癒されないまま、救われないままの人の方が多いと思うんだ。でも、それがもし神様にとって、この世界にとって必要なことなら、せめてその人たちにも一緒に笑える、心を開ける人を与えてあげて欲しいんだ。」
”河野清一郎と愉快なご一家”は理想の家族で、現実は厳しくって、そう思うと将吾の言葉がすごく心にしみてくる。泣けてくる。泣けてくるよ〜。